CDの中の曲と楽器をご紹介するシリーズ、15番目は「ねんねんねやまの」
この歌は、いぶきがまだ小さかったころ毎晩歌っていた子もりうたです。ほんとうに、毎晩毎晩歌いました。何度歌ってもなかなか寝ない。「違う歌にしてもいい?」と聞いても「やだ。ちゅうちゅうのうたがいい。」という。おかげで私はねぼけていてもこの歌が歌えるようになりました。(笑)でも当時は、この歌が長野の子もりうただとはまだ知らずにいたのです。
ねんねんねやまのこめやまち
こめやのよこちょうとおるとき
ちゅうちゅうねずみがないていた
なんのようかときいたらば
だいこくさまのおつかいに
ねんねしたこのおつかいに
ぼうやもはやくねんねしな
だいこくさまへまいります
長野の子もりうただけれど、言葉がわかりやすいこととお話仕立てなこと、同じメロディーを四回繰り返す構成なので、意外と覚えやすく優しい歌です。あえて楽器は何も使わず、寝かしつけながら歌っていたときを思い出しながら、これからの子どもたちの未来にも思いを馳せながら歌いました。子もりうたを歌うことは、子どもにとっても、歌う自分自身にとっても、心が落ち着きます。
つい先日、明子さんのところで見た写真の写真を撮ってきました(笑)柚山明子さんの主宰しているわらべうたの会「たんぽぽ」に通っていたころです。中央が私、ひざの上にいるのがいぶきです。