朝、携帯のアラームよりちょっと早く目が覚めた
ブラインドカーテンをちょっくらめくってみるとこんな景色が目の前に!
「うわあああっ」と飛び起きて外の空気を吸い込んだ
ここはムーミン谷だっけ?よーく目を開いてみると、ここは鬼無里
遠く日本アルプスに残る雪も見えました
約40分後の写真です
空気や光や聞こえる音も刻々と変わっていきます
左下に見えるのは私の足
最高の気持ちよさとスケールをお伝えしたくて・・・
失礼ながら(^^)
昨夜、小学二年生のYちゃんがメモ用紙で作ってくれたお手紙
この日の私は鬼無里在住ですもんね
ありがとう♪うれしいな
さて鬼無里をあとにして今日向かうのは、同じ長野市ですが信州新町というところ
この一冊の本をきっかけに、作者のたけむらすみいさんとご縁がつながりました
すみいさんのお母さまが、小さい頃のことを語られたのを記録した本ですが、記録というだけでなくそのころの生活の空気までが伝わってくるようなすばらしい文章で、その中には、わらべうたがいくつも書かれていました
「このわらべうたを聴いてみたいね」「このうたの背景となったところを訪ねてみたいね」と、マゼコゼのつねこさんと話していたところ、つねこさんが出版社に電話をかけてくれて昨年すみいさんに初めてお目にかかることができました
そして今回、すみいさんの山のおうちを訪ねることになったのです
すみいさんは、本の中にも出てくる郷土料理をたくさん作って待っていてくださいました
こちらでは、遠方からの客人にはまずは休みながらおなかに何か入れてくつろいでくださいねということでもてなす料理を「おちつき」と言うそうです
「お」にアクセントがあります
これは「長芋ようかん」→
手間をかけて作ってくださったのがわかります
前日にはホトトギスの鳴き声が聞こえたそうです
左側は「えご草」という海草で作った料理
海のない長野では、以前は貴重な食材だったそうです
右はジンギスカン
知らなかったのですが、信州新町はジンギスカン有名なんだそうです
美味しい料理をたくさんすっかりおなかいっぱいご馳走になった私たち
「遠い日小さなものがたり」に出てくるわらべうたを歌っていただいたり、一話読んでいただいたりしました
実際に土地の言葉で読んでいただくと、ここちよい歌を聴いているような、遠い日に自分も誰かにこんなふうに声をかけてもらっていたような、そんな気持ちになりました
すみいさんのおうちも築100年
ここでの暮らしをいとおしみながら丁寧に生きているすみいさんが優しく凛々しく見えます
「山もみなさんに来ていただいて喜んでいると思います」すみいさんの言葉に目頭が熱く・・・
ありがとうございました ご縁に感謝
一緒に行ったメンバーは、M子さん&Y子ちゃん、Iさん、
ゆきつぼさん、
つねこさんです
たけむらすみいさんの「遠い日小さなものがたり」にご興味あるかたは、小布施の出版社ひいらぎ書房さんに直接連絡してみてください。定価¥1600-で、在庫は少しとのことです。(TEL026-247-2936)
ゆきつぼさんのブログ記事「あるツアー♪」