私はマーケッティングや広告の仕事に向いていたんじゃないだろうかと思うほど
ポスター、キャッチコピー、本の装丁、レタリング、レイアウト、看板、ディスプレイ、
吊革広告、CM、雑誌の表紙、スーパーのポップ、ラッピング、等々
何かを人にアピールするもの及びそういうものを考え出す人に興味がある。
例えば商品名ひとつとっても、なぜこの名前なのか、なぜこの漢字もしくは仮名なのか、
なぜこのロゴなのか、なぜこの場所に書かれているのか、誰がこれを考えたのか、
誰がこの名前で行こうと決めたのか、いろんなことが気になってしかたない。
そして今月4回シリーズで放映中の某テレビ番組を楽しみに見ている。
それは『語感』の話。言葉の感性を分析している人、がいるんですねえ。
例えば日本語の仮名文字には必ず母音が含まれている。
だから日本人は言葉を母音で認識する。という話。
確かに「いらっしゃいませ」という言葉を最近のコンビニの若い店員さんなどは
えあっさえっせー
みたいに言うけれど、これをもし欧米人が言うとすると
らっしゅまっしー
って感じ?日本語以外の言語は、子音で認識するもののほうが多いらしい。納得。
ちなみに前々回、「タケシくんとユウくん。どちらが活発な印象?どちらがおとなしい?」というのもありました。さあ、どう思いますか?
もし私の名前が『さえ』だったら?『たえ』とか、『りえ』だったら?一文字違うだけで、ぜんぜん印象が違ってくる。性格もずいぶん違っていたかもしれない。
こういう話はおもしろくっておもしろくって。
言葉もリズム。言葉も音楽。言葉もアート。
日本語とひとくちに言っても、全国のお国言葉それぞれがまた美しい。
私の興味はまだまだつづく・・・